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オートマオイルの交換時期と交換費用を解説

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オートマオイルの交換時期と交換費用を解説

現在、日本国内で使用されている乗用自動車の大半は、オートマチックトランスミッション又はCVTを搭載しています。

オートマオイルはトランスミッション内部を保護するための要であり、各自動車メーカーはオートマオイルの交換サイクルを車種ごとに指定しています。

今回はこのトランスミッションの役割とオートマオイルについて解説します。

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オートマオイルの交換時期

  • 自動車メーカーによってさまざま(4万キロに1回や10万キロに1回を推奨しているメーカーもある)
  • 自分で判断する自信がない場合は、ディーラーなどの修理工場へ確認しましょう

オートマオイルの交換サイクルは各自動車メーカーによってさまざまです。

日産など、交換サイクルの早いメーカーであれば4万kmに1回の交換を勧めていますが、ダイハツのように10万kmに1回を推奨しているメーカーもあります。

また、輸入車の中には不具合等でトランスミッションを開けたりしない限りは、オイル無交換としている自動車メーカーも中にはあります。

しかし、無交換や10万kmに1回交換というのはあくまで推奨です。

故障の元にもなりかねませんので、定期的にオートマオイルの交換はしておきましょう。

自分で判断する自信がないのであれば、ディーラーなどの修理工場ですぐ確認してくれます。

特別時間がかかるものでもありませんので、エンジンオイル交換などのついでに依頼しましょう。

オートマオイルの交換費用

  • 10,000~15,000円前後がほとんど(高級オイルブランドを使用するのであればもっと高くなる)

オートマオイル交換にかかる費用ですが、10,000~15,000円前後で交換できる事業所がほとんどです。

上記はディーラーや部品用品店などの価格ですが、修理工場などで高級オイルブランドオイルを使用したいのであれば別途相談する必要があります。

オイルメーカーはエンジンオイルと同様にオートマオイルにも力を注いでいます。

予算があるのであればコストをかけてもいかもしれないですね。

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オートマチックトランスミッションとは?

  • エンジンの動力をドライブシャフトに駆動するために必要な部品

マニュアルトランスミッション・オートマチックトランスミッションに関わらず、エンジンの動力をドライブシャフトに駆動するために必要な部品です。

トランスミッションを介さず直接ドライブシャフトにエンジンパワーを伝えようとすると、そのパワーにドライブシャフトが耐え切れずボッキリと折れてしまいます。

そのため、トランスミッションを介入させてトルクの調整を行っているのです。

オートマチックトランスミッションは、マニュアルトランスミッションで人の手で操作しているギア操作を車両側で自動で行うことができます。

この動作を実現するためにトルクコンバーター(通称トルコン)が存在しており、車速やアクセル開度に応じて適切なギアを選択して走行します。

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オートマオイル(ATF)の役割

  • トランスミッション内部の潤滑・保護
  • トランスミッション内部の冷却

オートマオイルはトランスミッション内部の潤滑・保護はもちろんのこと、動力の伝達をする役割やラジエターと接続させてトランスミッション内部の冷却も行っています。

また、自動変速するための油圧作動などのオートマチックトランスミッションならではの役割を、オートマオイルが行っています。

オートマオイルはオートマチックトランスミッションを介してエンジンの動力をドライブシャフトに伝達する役割も担っていますので、油圧保持がマニュアルトランスミッションよりもシビアです。

オイル管理を怠り、トランスミッション本体を壊さないためにも各自動車メーカー指定のオイル交換サイクルを守る必要があります。

オートマオイル交換の必要性

  • 交換を怠ると、変速のタイミングでのズレや変速ショックが生じたりする

オートマオイルは、トランスミッションにとって非常に重要な役割を担っています。

特に、油圧低下は不具合の原因ともなりかねませんので、交換サイクルは守らなければいけません。

オートマオイルの油圧を保持することによってスムーズに変速を行うことができます。

オイル管理を怠ると変速のタイミングにズレが生じたり、変速ショックが出たりします。

長期間オートマオイルの交換を行っていない車両の場合、オイル交換の際には注意が必要です。

通常のオイル交換サイクルと同じようにオイルの入れ替えを行うと、稀にスラッジなどが浮き上がってきてトランスミッション内部の機構に詰まりを生じさせてしまうことがあります。

極端に頻繁にオイル交換を行う必要はありませんが、このような事態を避けるためにもメーカー指定のオイル交換サイクルは守りましょう。

中古車など、やむを得ず10万km以上もオートマオイルの交換を行っていない車両のオイル交換を行う場合、通常のオイル交換容量を数回に分けてオートマオイルの入れ替えを行いましょう。

そうすることによってスラッジの浮き上がりを抑制することができます。

スラッジはオートマオイルの点検を行う場合にも、ひとつの目安になります。

オートマオイルのレベルゲージを確認する際、オイルの色はもちろんですがスラッジが溜まっているかどうかチェックします。

レベルゲージ上でスラッジが確認できるようであれば、交換時期ですのでメーカー推奨のオイル交換時期と照らし合わせて交換すべきかどうか判断するようにしましょう。

オイル交換をした後は、新しいオイルを循環させるために暖気も兼ねてギアの慣らしを行います。

まず静止状態でギアを一巡(往復)させます。

次に走行状態(基本的には徐行)で静止状態で各ギアを順番に選択して走行します。

暖気が終わったら、オートマオイルのHOTラインを確認してオイルが規定量に入っていたらオイル交換は完了です。

オイルを交換して終わりという業者もありますので、トランスミッションの保護のためにも最後にご自分で一連の作業をされるのがいいですね。

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まとめ

  • オートマオイルの交換時期は各メーカーによってさまざまなため、ディーラーや修理工場で確認する(早い交換サイクルのメーカーもあれば10万kmに1回のようなメーカーもある)
  • 交換費用は10,000~15,000円前後の事業所が多い
  • トランスミッションの保護のためにもメーカー指定のオイル交換サイクルは守りましょう

オートマチックトランスミッションがオイル管理で左右されるということをおわかりいただけたと思います。

基本的にはエンジンとトランスミッションも油圧は大事なんですが、トランスミッション内部は油圧制御している機構があるため、特に注意が必要です。

オイル交換時期とオートマオイルの点検を定期的に行い、トランスミッションのコンディションを維持しましょう。

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